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【広島】栗原「考えてます」海外FA権の行使も

2013年10月30日 10:21

 広島・栗原健太内野手(31)は29日、取得している海外フリーエージェント(FA)権行使の可能性があることを明かした。球団とマツダで交渉し、残留を要請されたが「まだ考えています。残ったとしても出るとしても、来年は勝負をかけないといけない立場」と悩める胸中を明かした。

 昨年4月に右肘の手術を受けてシーズンを棒に振ると、今季は不振で24試合で打率2割3厘、0本塁打、4打点どまり。5月5日を最後に1軍に戻れなかった。来季も一塁にはキラがおり、厳しい立場。もともとメジャー志向もあるが「現実的に考えると今の状態では…」と否定的だ。FA宣言しても1億4000万円の高年俸などがネックとなるが「2年間ほとんど1軍にいない」と、出場機会を欲しているのも事実だ。

 また、海外FA権を持つ倉義和捕手(38)、横山竜士投手(37)も交渉に臨み、権利を行使せず残留する意向を示した。

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