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大瀬良、真っ向勝負 今宮にリベンジだ

2014年06月06日 13:50

 今宮にリベンジするぞ! 広島ドラフト1位大瀬良大地投手(22)が明日7日、ソフトバンク戦(マツダスタジアム)に初先発する。同学年のソフトバンク今宮は高校時代、練習試合で打ち込まれた相手。「自分自身も成長していると信じて、しっかり投げたい」と気合十分だ。

 大瀬良は記憶をよみがえらせ、苦笑いした。「ボコボコに打たれています。エグかった」。同学年のソフトバンク今宮との思い出だ。あれから5年、再び真剣勝負の舞台が整った。

 明日7日、ソフトバンク戦に初先発する。「九州(長崎)出身なんで、いつもと違う気持ちはある」。九州共立大時代に福岡で4年間を過ごした間、毎日のように寮でテレビ中継を見たチームだ。「内川さんとか長谷川さんとか、毎日ヒットを打っていた印象。ベンチに座る選手もすごい人ばかり。目いっぱい自分の投球をするしかない」。パ・リーグトップのチーム打率2割8分を誇る強力打線に、真っ向勝負を挑む。

 注目は今宮との22歳対決だ。長崎日大3年春に大分・明豊のスター選手だった今宮と練習試合で対戦。「誰も動けない強烈な左前打と、地方球場なら場外に消えている1発を逆方向に打たれました」。大学時代には2軍ソフトバンク戦で封じ込めたが、苦い記憶は1軍の舞台でなければ消せない。「自分自身も成長していると信じて、しっかり投げたい」と燃えている。

 ソフトバンクには広島出身で交流戦打率4割2分2厘の大砲柳田もいる。「あれだけフルスイングしてくる。直球を投げる時は、打ち返されないように思い切って投げたい」と気合十分だ。この日は3戦ぶりの白星に向け、大野練習場でブルペン投球などを行った。

 チームは4勝8敗で交流戦最下位に転落。今日6日からのソフトバンク2連戦はドラフト2位九里と大瀬良のコンビで勝負する。「アレンには、新人2人で勝って勢いをつけよう! と言われました。2人で勝てるように頑張ります」。重圧のかかるマウンドになるが、それをはねのけるだけの力はある。【佐井陽介】

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