カープ好きが集まる場所

若コイはねた!大瀬良バレ斬り2勝

2014年04月25日 10:31

<ヤクルト2-9広島>◇24日◇神宮

 広島大瀬良大地投手(22)が自己最長の8回117球を投げ、8安打6奪三振の無四球2失点で2勝目を挙げた。1回に先制され、変化球の制球に苦しんだ。それでも2点リードの3回2死二塁では、ヤクルト4番バレンティンから真ん中143キロ直球で空振り三振を奪った。「真っすぐで三振を取れたことは大きい」と納得顔だった。

 直球は最速149キロ。「どんなに打たれてもホームにかえさなければいい」。デビュー戦から得点圏に走者を背負った場面では16打数無安打となった。2点リードの6回2死一、三塁では、自ら2戦連続適時打となる右前打も記録した。

 前回16日阪神戦でも左翼線2点二塁打を記録。前日15日のフリー打撃で山内投手コーチの内角直球に何度も差し込まれ、動画サイト「YouTube」で巨人坂本の打撃フォームを研究した成果だった。「肘を抜いて内角球を打つのを勉強しました」。内角スライダーをさばいての1本は、妥協なきスタイルの表れだ。

 8回終了後は野村監督に完投を志願する、負けん気の強さも見せた。「甘い物が好きで、勝った時はいいかなと」。初勝利の後はコンビニでエクレアと炭酸飲料を買った。自身2連勝を飾り、この日もご褒美にありついた。【佐井陽介】

戻る

サイト内検索

© 2013 All rights reserved.| Webnode AGは無断で加工・転送する事を禁じます。